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株式会社レジスタ

Regista Inc.

ムリという先入観をどうせならおもしろく演出してみよう まちづくりからはじめるサーキュラーエコノミーの輪

株式会社レジスタは、中小企業や寺院、地域団体を対象に伴走型の共創事業支援サービスを提供する企業です。
また、自社をローカル・ゼブラ企業と位置付け、事業を通じた地域課題の解決を目指し、様々なクリエイティブ活動を展開しています。
中でも、愛知県の地域内企業や団体との共創によるイベントやWeb、DTPなどのクリエイティブでまちづくりや文化など地域貢献につながる発信に力を入れています。
これからも地域の社会課題解決の牽引役として、"共創"を軸に、新たな価値創造や技術の活用を促進し、社会的な価値を創造していきます。


期待を上回るクリエイティブをつくる Regista(レジスタ)は「演出家」を意味する社名のもと、Web・DTP制作やイベント企画を行っています。お客様の想いを具現化しながら、期待を上回るサービスを提供することを目指しています。
ただモノを作るのではなく、プロジェクトを通じて企業の想いを"カタチ"にし、エンドユーザーや企業を笑顔にすることを大切にします。業界の常識にとらわれずチャレンジで変化し続け、顧客を親身にサポートする"スガタ"を持ち続けていきます。
また、社員やパートナー企業、顧客の夢を叶えることで、自らの人生を充実させ、"ナカマ"と共に暮らす街をより良くすることにも喜びを感じています。


おもしろい地域社会の実現に向けて 弊社では、中区 東別院・西別院での「NAGOYA ANTIQUE MARKET」や、港区築地口での「みなと土曜市」など、地域を盛り上げるイベントを、地域の人々や顧客と共に企画・運営しています。
地域の課題解決と価値創造の先にまだ見ぬ可能性を生み出すことや、社会や事業に対しての問いから新たなアイデアが生まれることなど、地域活性化の本質を見据えながら「共創」を重ね、""ムリ""という先入観を""デキル""の企画へと変化させてきました。
今後もまちづくりを進め、社会的インパクトを生み出すローカル・ゼブラ企業として、もっとおもしろい地域社会の実現に貢献していきます。

アップサイクルへの取り組みと想い 弊社ではこれまで自社スペースにアップサイクル拠点を設け、廃材タイルの再利用やゴミから価値ある製品を生み出すアップサイクル活動を行ってきました。

この取り組みの背景には、

・リサイクル不可能な素材の使用を制限する動きが広がっていること
・ハイブランドが動物性レザーを避け、低炭素排出の素材を採用する動きがあること
・Z世代を中心に、環境負荷の少ない商品が重視されていること
といった社会の変化があります。

しかし、まだアップサイクルの事例は少なく、成功事例を増やすためには
・企業や家庭のゴミの可視化と供給元の明確化
・クリエイターとゴミのマッチング
・アップサイクルの基礎知識の習得
・知識を活かして実行するための設備の整備
が必要と考えています。
弊社では今後も、捨てられてしまうものから新たな価値を創出しながら、低炭素化社会の実現に寄与していきます。

会社概要

Company Profile

会社名 株式会社レジスタ
創業 2015年
資本金 200万円
本社所在地 愛知県名古屋市中区橘1-24-2
代表者 代表取締役 千賀信儀
従業員数 7名
事業内容
  • 事業開発、イベント企画
  • Web制作、DTP制作
  • システム開発

環境配慮に向けた新商品開発への取り組み

Efforts to develop new environmentally friendly products

お寺の残ロウソクをアップサイクルしたクレヨンの開発

寺院のお参り等で使用する和ロウソクの”残ロウ” をアップサイクルしたクレヨンを開発しました。

愛知県内だけでも年間で数万本分に及ぶ廃棄されるロウソクの素材の色を活かして、子どもたちの使用比率が高い、赤いクレヨンとして再生しています。

お寺が営む幼稚園や催事での活用を考慮し、残ロウソクの再生プロセスを体験できるワークショッププログラムと企画が一つになった商品です。


【グリーンイノベーションにつながるポイント】


お寺から出る残ロウ(残ったロウソク)をクレヨンにアップサイクルし、お寺のある地域の人々とつながる催事での活用を想定しています。

小さな取り組みから新たなサーキュラーエコノミーの輪を広げていきます。


インタビュー

Interview

本事業への参加に至る背景

現在、当社が力を入れている分野がまちづくりです。

中でも〝寺町文化〟の再生には特に力を入れており、名古屋都心部のお寺の文化発信と地域の方々が集える環境を目指し、様々な取り組みを行ってきました。

そういった中で、お寺で残る多くのロウソクを貴重な素材として活用し、文化発信に活用できないものかと考え、当事業に応募しました。


参加しての所見や感想

本事業では、お寺の催事に集う方々に聞き込みを行ったり、一緒に手を動かしながら考えたりと、企画を練り上げていきました。

社会性に高い意識を持つお寺が地域と一体となって低炭素化社会に貢献するプログラムとなるようストーリー性と製造性を配慮し、ワークショップとして展開できるような試作方法の検討や製品化を目指し事業を進めました。

まだ、製品としての安定性に問題がありますが、今後改良を重ね、ワークショップの開催やお寺グッズとしての販売などにつなげていきたいと考えています。


会社からの今後の提案

当社が「お寺」に注目する理由は、お寺が宗教施設というだけではなく、災害時には避難所になるという機能にあります。様々な災害が起こっている今日において、お寺がその機能をしっかり果たすためには、日頃から地域の方々とつながりを持った場所として存在していることが必要であると考えています。

そういった中で、お寺から出る残ロウをクレヨンなどにアップサイクルし、地域の方々とつながるイベントで消費されていくことで小さくとも新しいサーキュラーエコノミーの輪が展開されていくことで、お寺と地域の輪が広がり、緊急時にも協力し合える関係性を見出し、寺町文化によるセーフティーネットの創造とともに、当社の発展ならびに低炭素化社会への寄与につなげていきたいと考えています。